
アメリカ以外の先進国に投資できないなぁ・・・
将来有望なETFって何かな・・・
と考えたことはないでしょうか
そんなあなたに紹介したいのが連続増配銘柄のみで構成される【VEA】です。
この記事でわかること
チャート化したものを乗せておきます。
VEAのオススメ度

目次
VEAとは

【VEA】とはヴァンガード社が出している10年以上の連続増配企業をかき集めたETFになります。
ここでは以下の内容に沿ってVEAがどんな銘柄なのか見てみましょう!

基本情報
まずは基本情報について見てみましょう。
組み入れ銘柄数 | 3952 |
運用資産残高 | 9.4兆円 |
運用会社 | ヴァンガード |
対象指標 | FTSE先進国オールキャップ(除く米国)インデックス |
配当金 | 年4回 |
分配金利回り | 3.2% |
信託報酬 | 0.05% |
構成比
組み入れ銘柄
ここでは上位10銘柄を取り上げていきたいと思います。
セクター
次に【VEA】を構成する業種を見てみましょう!

国や地域
次にどういった国や地域が組み込まれているか詳しく見ていきましょう!
値動きについて
次に値動きについて見てみましょう!
リターン

【VEA】は近年の値動きは低迷しています。
設定来の最高値を10年以上超えられていません。
今後の10年に注目です。
分配金
配当金は毎年1~1.5ドル前後で推移しています。
配当率でみると毎年、年率3%超の高配当です。

VEAの特徴

【VEA】の特徴として以下のようなものがあります。

24カ国以上先進国地域に分散投資
【VEA】アメリカ以外の24カ国以上先進国地域に分散投資されています。
多くの先進国地域の成長性を余すことなく受けることができます。
アメリカ以外の成長性に期待したい場合に大変有効なETFといえます。
運用資産残高7位の人気ETF
ETFの人気の度合いを測る指標の一つに
運用資産残高というものがあります。
【VEA】はその運用資産残高ランキングで7位の人気ETFになります。
順位 | 銘柄名 | 連動指数 | 運用資産残高 |
---|---|---|---|
1位 | SPY | S&P500 | 34.8兆円 |
2位 | IVV | S&P500 | 25.2兆円 |
3位 | VTI | CRSP USトータルマーケット・インデックス | 21.5兆円 |
4位 | VOO | S&P500 | 18.9兆円 |
5位 | QQQ | NASDAQ100 | 15.6兆円 |
6位 | 1306 | TOPIX | 14.8兆円 |
7位 | VEA | FTSE先進国オールキャップ(除く米国)インデックス | 9.4兆円 |
8位 | AGG | ブルームバーグ・バークレイズ 米国総合指数 | 8.8兆円 |
9位 | 1321 | 日経平均 | 7.9兆円 |
10位 | VWO | FTSE エマージング指数 | 7.7兆円 |

VEAに投資する際の注意点

【VEA】はとても魅力的な株価指数ですが、注意点もあるんですね。
問題点として3つあります。

成長性はあまり期待できない
【VEA】は米国株に比べると成長性は非常に低いです。
成長性より配当に期待してバリュー株投資や高配当株投資として
投資するのに向いている銘柄だと言えます。
円建ての資産に$で投資することになる
【VEA】の投資先の約20%は日本なのですが
VEAに投資すると日本企業にドルで投資することになります。
日本では情報が少ない
【VEA】は世界的にはかなり有名なETFですが、
日本ではあまり名前を聞く機会が少ないです。
そのため、初心者の方は情報が少ない分投資しにくいかもしれません。
VOOとの比較
結局、アメリカに投資するのと
アメリカ以外の先進国に投資するのどちらがお得なのかが気になるところですよね
最後にアメリカの有名500社に投資する【VOO】と比較してみたいと思います。
オレンジが【VEA】で青が【VOO】となります。


まとめ

【VEA】は優良なETFの1つです。
米国株とはまた違った魅力をもったETFになります。
しっかり自分の投資目的と相談して投資するようにしましょう。
